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議員サーファー鵜沢さん

議員サーファー鵜沢さん:サーフィンをするママや、しないママにも居場所がもっと必要だよね。子供はプレイパークとか遊び場に預けられて、ママはカフェでお茶やショッピング、リラクゼーションマッサージとか、波乗り道路沿いでリフレッシュできるといいよね。そうしたらお父さんも気兼ねなくサーフィンできるし、ママもキッズもハッピーでしょ。家族みんなストレスフリーで楽しめる町!一宮町はお金のかからない「自然」という財産に頼りすぎているから、もっとサーファーへのおもてなしに力を入れたいなと思います。

一宮はウエルカムでピースな雰囲気ですよね。人が優しいというか。

カメラマン小野さん

カメラマン小野さん:都内から通う者として感じることですが、一宮の“ビジターを受け入れる姿勢”が好きです。他の市町村の海ではローカルの人が「おまえどこから来たんだ」みたいな感じでキツイ場所もあったりするんですが、一宮はそういうことが少なくて。挨拶すると気持ちよく挨拶も返してくれますし、ウエルカムでピースな雰囲気ですよね。人が優しい、というか。

議員サーファー鵜沢さん

議員サーファー鵜沢さん:僕が子供のころは志田もきつかったよ(笑)。波の奪い合いで怒鳴り声や手も出ていたし。自分自身も「番長」とか呼ばれているのを含めて反省しているけど(笑)。志田が「サーフィン道場」と呼ばれるようになって、レベルも上がって、海外へサーフトリップをするサーファーも多くなった頃から変わってきたかな。自分は特にハワイのローカリズムに影響を受けた。ハワイアンは波乗りのルールさえ守っていれば、ビジターでも同じサーファーとして仲間意識を持って接してくれる。そんな世界のローカリズムを学んだサーファーが一宮には多いから、よくなってきたんじゃないかな。そこで一緒に波乗りしている子供達も礼儀がいいし、そこは一宮のサーフィンの資産としてこれからも育てていきたいよね。

主婦ボディボーダー長谷川さん

主婦ボディボーダー長谷川さん:今は子供達も海のルールをちゃんと知っている子が多いと思います。小学校でのプール授業では、プロサーファーが来てくれてサーフィン体験もしてくれるんですよ。それから、人が優しいという意味では、東浪見小学校は全学年1クラスしかないこともあって、卒業式には親だけじゃなく一年生から在校生みんな号泣(笑)。アットホームで温かい町、地元の人もいい人たちです。海だけじゃなく山や田んぼもあり自然の美しい魅力的な町なので、サーフィンをしない人でもまずは訪れてみてほしいですね。

コーヒーの看板 対談風景
Big Mama’s cafe平山さん

Big Mama’s cafe平山さん:サーファーのなかに、「一宮ブランド」みたいなものがありますよね。「道場」と言われるように、サーフィンの環境はすごいものがあって、トッププロも多く輩出されているしアマチュアのレベルも高い。波もいいしサーフィンレベルも高いという、この「一宮ブランド」はこのまま守っていって欲しいなと思います。

議員サーファー鵜沢さん

議員サーファー鵜沢さん:文化や歴史も詰まった古い文化と新しい文化の融合した町なので、そういった部分を大事にしていけるといいよね。1200年以上続く、上総十二社はだか祭りの鳥居が「志田下」にあるという意味を、ローカルサーファーもビジターも考えてほしい。サーフィンの聖地でもある「釣ヶ崎海岸(志田下)」は、地元民にとってもお祭りの時に各地区の神輿が集合する神聖で大事な場所なんです。
一時期は神輿の担ぎ手が少なくなって盛り下がっていたけど、今はサーファーが祭りに参加してくれるようになって盛り返してきたんだ。今じゃサーファーが参加してくれないと神輿があがらない地域もあるぐらいにね。
これからはそんな風に地元民とサーファーがお互いに融合して協力して、歴史や文化を育んでいって、みんなで一緒に町づくりをしていきたいね。そして、実際にそれができる環境になってきたと思っています。

長谷川さん サーフィンの写真 鵜沢さん
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