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「人の暮らしや町をも変えるサーフィンは、一宮町の大きな資産。」
〜 サーフィンが暮らしの一部になっている人々が語る一宮町と海 〜

一宮町の海には、地元で生まれ育ったサーファーや、
移住してきたサーファー、週末ビジターサーファーなど
多様なサーファーが集っています。そんな多様なバックグラウンドや
ライフスタイルを送る4組の方々に集まっていただき、
「サーフィンと暮らすということ」について語ってもらいました。

カメラマン小野さん

カメラマン小野さん:はじめまして。渋谷区在住のビジターサーファーです。広告カメラマンを中心に、サーフ系WEBマガジンやビーチカルチャーイベントの企画・運営もしています。3年半くらい前、先輩に誘われて始めたサーフィンにどっぷりとハマり、それからの3年間、週3回は日帰りで一宮に来ています。今日はよろしくお願いします。

議員サーファー鵜沢さん

議員サーファー鵜沢さん:生粋の地元、一宮出身です。先祖代々、サーフポイント「志田下」の近くに住んでいます。サーフィン歴は30年かな。25歳の時からサーフショップを経営しつつ、6年前からは町議会議員もやらせてもらっています。よろしくお願いします。

主婦ボディボーダー長谷川さん

主婦ボディボーダー長谷川さん:はじめまして。一宮の東浪見在住です。ボディーボードを始めたのが20歳で、23歳の頃には本格的にやりたくて一宮に移住してきました。出産子育てで10年ほどブランクがありましたが、今は「波乗り道路」(県道30号)沿いのアウトドアショップで働きながら、朝にボディーボードをする生活をしています。よろしくお願いします。

Big Mama’s cafe平山さん

Big Mama’s cafe平山さん:千葉県松戸市出身、市川市在住です。7年前に一宮にクラブハウス兼カフェの「Big Mama’s cafe」を作って運営しています。サーフィン歴は30年、15歳の頃に7歳上の兄に誘われて始めました。今は週2、3回くらい一宮に来ています。

コーヒーカップ Big Mama's Cafe看板

サーフィンは自分のライフスタイルの一部。考え方や生き方も変えられた。

議員サーファー鵜沢さん

議員サーファー鵜沢さん:今日集まった人みんな、サーフィンがライフスタイルに与える影響って大きいでしょ?僕もサーフショップをやっているのも、町議会議員をするようになったのも、サーフィンと出会ったからだと思う。「ウェットスーツからスーツ」という感じの日もあるけど、そんなサーフィンのある生活は、精神衛生上めちゃくちゃオススメ!海にいる間は「波をどう乗りこなすか」だけに集中しているので、思考がクリアになる。海から上がると、仕事で疲れていたはずなのになぜか清々しいというか、リセットできるんだよね。サーフィンは自分のライフスタイルの一部になっているから、僕の場合はナチュラルにそういう好循環が生まれていて。サーフショップのデスクワークが煮詰まった時、一時間サーフィンするだけでも仕事の効率が上がるよね。

主婦ボディボーダー長谷川さん

主婦ボディボーダー長谷川さん:私は子供が生まれてしばらくブランクがありましたが、今は楽しんで海に入っています。朝5時に起きて、家事をして子供達を送りだしたあと、7時半から8時半くらいまでボディーボードをします。その後9時半から出勤して、仕事の後は夕飯の支度や子供の習い事の送り迎えなどの家事に戻り、就寝は11時くらいかな。忙しいと言えばとても忙しいんですが、すごく充実した毎日です。海に入る時間のある生活の方が満たされると言いますか、リフレッシュできるんで。イライラした時は絶対に海へ入ります!(笑)

カメラマン小野さん

カメラマン小野さん: 僕も3年半前にサーフィンを始めてから、生活リズムがよくなりました。朝早く海に来るために夜の飲み会を減らすとか(笑)。朝の6、7時には一宮に到着して海に入って、9、10時にはあがって、12時には都内へ戻り仕事をします。車で往復する間、同乗している友人といろんな話をして仕事のアイディアやコラボレーションが生まれたりもします。交友関係も広がるし、今ではサーフィン関係の仕事も増えました。本当にライフスタイル、ワークスタイルの一部になっていますし、考え方や生き方も変えられました。

議員サーファー鵜沢さん

議員サーファー鵜沢さん:価値観が変わるよね。飲み会よりサーフィンを優先するようになったり。その点、平山くんは飲み会も頑張っててすごいよね!(笑)

Big Mama’s cafe平山さん

Big Mama’s cafe平山さん:いやいや、僕も飲み会をちょっと我慢して早くあがるようにしてますって(笑)。でも小野さんより少し遅めの8、9時に海に入るかな。サーフチームのメンバーには休日に都内から一人で来て5、6時には海に入って、昼前には都内に戻って家族との時間を過ごすという人もいます。僕も子供が小さかった頃はピストンで帰っていました。一宮は、都内から1時間ちょっとで来られますから、そういうライフスタイルも可能ですよね。ただ、家族も一緒に楽しめる場が一宮に増えるといいですよね。きっと、サーフィンを続けられる人ももっと増えるだろうなと思います。

サーフィンの写真 平山さん 対談風景
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